送迎ドライバー求人に応募する時の注意点

送迎内容と勤務時間をまず確認しよう

送迎ドライバーの求人を確認する際には、誰をどこへ送迎するのかという具体的な内容が記入されているか確認する必要があります。なぜなら、幼児と年配者では送迎に必要な仕事内容に大きな違いが発生するからです。例えば、幼稚園の送迎ドライバーは出発時に点呼確認や車の周りに子供が潜んでいないか念入りに確認しなければなりません。一方、年配者については自宅と病院の送迎だけでなく、介護施設と自宅の送迎では要介護度の違いにより送迎時の乗り降りサポートに違いが出るからです。そして、勤務時間帯は送迎対象により異なるため、希望する勤務時間帯かどうか事前に確認しておく必要があります。朝と晩という組み合わせやシフト制勤務といった変則勤務を行う事業所もあるからです。

雇用条件と免責事項の確認を忘れずに

送迎ドライバーの求人へ応募する前には、具体的な雇用条件について妥協することなく確認しておく必要があります。なぜなら、正社員とアルバイトという違いだけでなく、中には個人事業主としての業務委託という形での契約となることがあるからです。また、総支給額と手取り額のどちらに該当するのか給与面の確認も忘れてはなりません。福利厚生面で社会保険完備と社会保険加入可能では厚生年金と健康保険への加入有無が即座には判断できません。そこで、応募時点で不明点がある場合には事前に問い合わせを行う必要があります。さらに、送迎ドライバーにありがちな車両事故を起こした場合の免責事項に関しても忘れずに確認しておかなければなりません。送迎ドライバーの業務は安全運転に気をつける必要があるものの、運賃を利用者から直接受け取るわけではないので、責任の所在を明らかにしておく必要があります。